8時間借りた。今回はずっとタンデムに挑戦した。
ずっと緊張してたし、結果的にはめっっっっちゃ疲れた。おそらくもうこの近辺では借りることはないだろう。
でもゴールドウイングでタンデムするのは夢だったので叶ってうれしい。
このバイクは広くて平らな道を走る専用バイクだと思った。北海道とか関東平野みたいなとこ以外は乗ってはいけない。タンデムしてて細い道の登り坂の途中で一時停止があって、その先がT字路で右折とかだともう最悪。実際にそういう道に2回くらいでくわしてホント危なかった。しかもちょうど右折後に対向車がめっちゃ中央に寄ってきてるやつだったし。
俺の運転テクがないってのは十分にあるけど、俺も別に運動神経悪い方じゃないし、身長も日本人の平均よりやや高いし、けどそれでもゴールドウイングのタンデムは大変だった。
もう一時停止とか信号停止が最後の方は恐怖になってきてた。完全に停止してから足を出して止まれる平坦なときはいいけど、止まる瞬間とかに道路にほんの少し凹みがあったりしてバランス取るためにハンドルをとられると、足で相当ふんばらないといけなくてつらかった。停止間際に足を出そうとすると、そういう道路問題でハンドルが動いてこけるに直結するので、どうしても徐行くらいの速度で動いてる時に足を出さざるを得ず、地面をチョンチョン蹴りながら停止する感じになって何度かマジでこけそうだった。シート高そんなに高くないなーと思ってたけど、足は完全にべた足にはならず、かつ当然車重はあるし、タンデムだしで、合計重量500kgは軽く超えていたと思う。そんなのが徐行低速でフラッとなったらそりゃ倒れるに決まってるし、普通の220kgとかの重さの大型バイクの感覚で足をつくとやばい。身長160台の人とかはタンデム停止するには道路の状態見極めと運転技術が必要だと思う。坂、ダメゼッタイ!
乗車設定も2人乗り用にしてたから余計車高が高くなったんかな?知らんけど。
あとは、「Apple Car Play」なるものがあるって書いててHONDAのHPでYouTubeみて予習したり、一般人のYouTubeも見ていったりして、ワクワクしてつないだのに、「ヘッドセットが繋がってないので使えません」みたいなメッセージが出てガッカリした。ヘッドセットとか持ってないし。なんそれ。
ホンダ公式HPにデカデカ書いとけよ。なんでヘッドセットないと動かんの?まじ意味わからん。iPhone有線で繋いでるんだからそれだけでもいいやん。あれは腹立ったわー。
ほんとどうにかしてほしい。車とかやったらヘッドセットいらんやん。なんでバイクは必須なんか意味わからんすぎ。あれやろ?どうせヘッドセットメーカーとホンダが結託してるんやろ。ヘッドセット買わないと使わせませーん(笑)みたいな。しょうもな。
せっかくハンドルとセンターに2つもたくさんボタンあるのにそれでなんとか動かせるやん。文字を選ぶ式にするとかのソフトでなんとかなるやん。意味わからんすぎ。
レンタルする人はだいたいそんなの知らんし。デカデカと書いといてほしい。どっかに。8時間借りて3万円弱も払うのに、なんでApple Car Playが使えんの。あーあ。
音楽はBluetooth繋いで聞けたけどね。まぁそれはよかった。でもイキリ民じゃないし、高速道路で走ってる時以外は音量ほぼ0にしてた。
結局レンタルなので、スマホホルダーをつける棒がハンドルについてたからその棒にスマホホルダーつけて、スマホでナビした。Apple Car Play意味ねー(笑)
スマホホルダー持ってきてよかったー(笑)
ホンダさん、せっかく作ったのに、こんなことになってますよ?
で、ヘッドセットをBluetoothでゴールドウイングに接続しないとApple Car Playが使えないなら、Airpodsでもつなげばいけるんじゃね?って思ったけど、帰ってから思いついたし意味なかった。誰かAirpodsでゴールドウイングでApple Car Playできた人いたら教えてほしい。
Airpodsなら家にある。ヘルメット被ったら”うどん”も落ちんやろ。
バイク自体は直線走る分には何の問題もなかった。慣性の法則からして重ければ重いほど安定するから当然といえば当然だけど。DCTもあんまり馴染めなかった。自分の思わぬところでギアが変わるのがなんか鬱陶しかった。走り始めて1時間くらいは何の音かわからなくて橋のつなぎ目の音?とか思ってた。
あと、ここはエンストしそうだからクラッチ切りたいなーと思うときに左手がスカスカ空をきってた。慣れってすごい。
だって信号待ちのただ止まってるだけなのに合計5回くらいエンストしたもの。(※ 記事の終わりに追記あり)これがもし左折時に横断歩行者が急に現れた時なんかだとしたら絶対こけるやん。こわすぎ。こわすぎてこんなバイクとても買えないと思った。エンストする理屈がわからんけんなんとも言えないけど。あまりにもエンストしすぎて、え?これアイドリングストップ機能とかあったん?って思ったレベル。もしかして本当にあったんかな。
ずっと左のメーターの上の所に謎のオレンジの英語4文字が点灯してたけどあれは何だったんだろうか。KTMR?みたいななんかそんなの。カワサキにそういうのあったやん。
ゴールドウイングとか買うより借りる人の方が圧倒的に多いだろうにもう少しどうにかならんのかなと思った。貸す店の問題ともいえないと思う。単純にソフトウェアがなんていうか日本人サラリーマンSE的仕様。あんなデカデカと画面あるのに走行中に映る絵がなんも楽しくないってある意味すごい。驚きでもある。音楽流しててもセンスのない変なフォントで文字出るし。色もなんか変だし。運転してる時だから見るなってこと?あーはいはい。そうともいうね。でもApple Car Playができたらナビとか出るんでしょ?矛盾してるやん。
タンデムであんな悠々と座れる椅子だし、後ろの人は何時間でも走ってられるのでは、とか思ってたけど、いざ乗ってみたら30分でもうお尻が痛いって言ってた。
意外とクッションはよくないのか?あんな豪華な椅子なのに?
ホンダの開発陣に女はいないのか?もっと女を載せて開発をしてほしい。色んな女を。ホンダの開発で働ける様な工学部で100人の中で1人だけ女でやってきました!みたいなすごく特殊な女の意見はおそらく違う。渋谷とか原宿歩いてる女をたくさん捕まえて乗っけて感想を聞いてほしい。
お尻痛いし、かといって前の人にくっつくことも出来づらいし、長時間は無理かなーと言ってた。往復1時間くらい、高速で頑張って往復2時間で限界らしい。事実なのだから仕方ない。
北海道でゴールドウイングタンデムを乗ることを夢見てたけど、行くとしたら普通に車になるだろう。熊とか鹿とか出るしさ。お尻痛いしさ。
そういえばウインカーは勝手に切れるのはよかった。曲がった後に。
クラクションの位置と間違えやすかった。あれは慣れなんだろうけど。
マフラー音やエンジン音は低音で静かに鳴ってる感じでこういうのはデジタル的に設計&評価を繰り返せるからかいい仕上がりだと思う。
CB1300SFを作ったのと同じ会社の製品とは思えないほどになんかモッサリだったな。
所有欲を全くそそられなかった。一体あれを誰が買うのだろうか。不思議である。
北海道の人かな。沖縄とかも道広いし坂少ない印象あったし、いいかも。
来月は何を借りようかなー。今回のに懲りて当分長距離タンデムはないし、スーパースポーツについに手を出すかー?
2023/11/04 追記
一晩立って朝起きて思い返すと、やっぱりいいバイクやったやん。もっかい乗りたい気もする!ってなってきた。昨夜は身体の疲れでもう無理って気持ちだったけど振り返ると、二人でゆったり乗れるし、走りは安定していたし、高速100km走行しても全然ブレないし、クセなく乗りやすいバイクだと思った。
ホンダのバイクの取説ないやーんってGoogle検索だけして思ってたけど、公式が普通に出してた。これを見つけて借りる前に読んでおけばよかった。。。
このサイトで検索すれば説明書がダウンロードできた。
いちいちUSA Googleで「GL1800 SC79 manual PDF」とか打って出てきた英語マニュアル読んでた。意味ねー。労力の無駄。
で、よく読むとアイドリングストップ機能あるやん!すみません(笑)
走ってる途中にアベンジャーズみたいな「A」にグルっと丸がついてるマークってなんやろうって思ってたけど、それがアイドリングストップマークだった。
そんなん知らんし!これはレンタル屋さん説明してほしかった。
しかも説明書読むと、設定画面でON/OFF切り替えるだけじゃなくて、赤いスタートスイッチボタンを押してもON/OFF切り替えられるらしい。絶対原因それやん。エンスト原因絶対それやん。と思ってドラレコ見返すとしっかりアイドリングストップONになって走ってた。えー。でもたまにA OFFみたいな表示も見たのでエンジンかける時に手前まで押しすぎてたんやと思う。
あの赤いスイッチ謎に3段階くらいカチカチなってなんなんやろなーって漠然と思ってたけど、まさかアイドリングストップ機能のON/OFFもできたとは。驚きである。
あと謎の英語4文字は「TPMS」だった。
「Tire Pressure Monitoring System」
「タイヤ空気圧警報システム警告灯」
なんでも常時空気圧をチェックしているシステムがあるらしく、その機能が働いていないよって時に点灯するらしい。本来は点灯しているものではないらしい。点灯したらディーラーにすぐ連絡してって説明書に書いてた。
名前紛らわしいけど、「タイヤ空気圧警告灯」とは別。
「タイヤ空気圧警告灯」 → 空気圧が少ないとき
「タイヤ空気圧警報システム警告灯」 → 空気圧が少ないかチェックする機能が働いていない時
なんなーん。レンタルバイク屋さんちゃんとしといてよー。
てっきりホンダのなんか便利な機能の名前なんかなーと思ってた。まさか空気圧警報システムが動いてないよサインだったとは。空気圧警報システムをONにするとなんかエラーが頻発するからわざとOFFにしていた可能性もあるんかな。そんな説明なかったけどね。
Apple Car Playの話もGold WingのホンダのHPをもう一度よく読むと、「バイク用BluetoothヘッドセットがないとApple Car Playは使えません」みたいなことがちっっっさい文字で※で書かれてあった。なんなんそれ。バイク用ってなに。もっとちゃんと説明してほしい。